「メタバースがパチンコ・パチスロ業界を救うって本当?」
「メタバース×パチンコの可能性を知りたい」
本記事では、上記のように考えている方向けに、メタバース×パチンコについてまとめました。
アメリカの巨大IT企業4社のGAFAのひとつであるFacebookは、2021年10月にその会社名をMetaに変更し、注目を浴びました。
メタバースは、世界的に有名な企業が会社名を変えるほどの可能性・将来性を秘めています。
一方でパチンコは、コロナ禍や高射幸性機撤去によって市場規模衰退の一途を辿っています。
今回は、将来性のあるメタバースが、衰退気味のパチスロ業界に与える影響について解説するので、ぜひ参考にしてください。
なお、メタバースとほぼ同時期に、最先端技術の1つであるNFTが注目を集めています。
メタバースとNFTの関連性は強く、一般層に普及していない今のうちにNFT市場に参戦していると、大きな利益を狙える可能性が高いです。
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メタバースとは
メタバースとは、インターネット上のサーバーに想像された仮想空間です。
メタバース空間の利用者は、自身の代わりとなるアバターを操作することで、まるで自身がそこにいるかのような体験をできます。
最もイメージしやすいのは、2009年に公開された「サマーウォーズ」のバトルシーンです。
引用元:Qetic
サマーウォーズを見たことのある方ならイメージできると思いますが、上記のアバターは現実世界の人が操作しており、3次元空間に現れた世界滅亡させる敵を世界中の人が手を組んで倒します。
メタバースでは、サマーウォーズの世界のように現実世界では繋がれない人と繋がれる可能性があったり、メタバース上でバトルやビジネスをローンチすることも可能です。
以下の記事を読むと、メタバースの概要と将来性が分かるので、メタバースについて詳しくない方は一度目を通しましょう。
パチンコ店が抱える問題点
続いて、パチンコ店が抱える問題点について確認していきましょう。
パチンコ店が抱える問題点は、以下の3つです。
- 高射幸性機撤去による遊戯人口の減少
- パチンコを打たない社員が増加傾向にあるホール
- タイアップ台開発による開発者のスキル低下
それぞれ確認していきましょう。
高射幸性機撤去による遊戯人口の減少
パチンコ業界は、パチンコヘビーユーザーの依存症対策の一環として、高射幸性パチスロ機の段階的な撤去を進めています。
高射幸性パチスロ機とは、40万円(2万枚)以上の出玉実績が確認されているパチスロ機のことで、高射幸性機撤去とは40万円以上の出玉が出た台を撤去する動きです。
高射幸性パチスロ機の撤去により、重度依存の利用者は減少傾向にありますが、同時に全盛期とも言える昭和・平成期のパチンコユーザー離れも問題点として挙げられています。
全盛期のパチンコ店では、10万円以上の出玉が出ることはもちろん、20万円以上の出玉が出ることも珍しくはありませんでした。
しかし、現在のパチンコでは10万円の出玉が出ることは極めて珍しく、刺激が少なくなっていることが遊戯人口の現状に繋がっていると言えるでしょう。
パチンコを打たない社員が増加傾向にあるホール
近頃のパチンコ店には、パチンコを打たない社員が増加しています。
かつてのパチンコ店はパチンコユーザーとの深い交流があり、「そのパチ屋の店長と仲が良いからパチ屋に行く」と考える方がいるほどでした。
パチ屋の店長の中には、ヘビーユーザーに高設定代をコッソリと教え、深いつながりを作るケースもありました。(違法だが昔は取り締まりが緩かった)
パチスロユーザーと交流を深め、ファンにするためには、パチンコに対しての深い知見が必要です。
しかし、現在のパチスロ業界では、パチンコを一度もプレイしたことのない大卒やパチンコに興味のない大学生を雇ったりしています。
そのため、ホールにはパチンコに対して興味のない人がいるどころか、心のどこかでパチンコをプレイする年配者を見下しているアルバイトがいるのも事実です。
昔からパチンコをプレイしているユーザーの中には、今のパチンコ店に対してどこか寂しさを感じている方も多く、「つまらなくなった」と不満を抱えている方が多いです。
タイアップ台開発による開発者のスキル低下
パチンコ業界は、「北斗の拳」や「ルパン三世」などの人気アニメとのタイアップ台を開発する機会が増えています。
パチンコ業界初のタイアップ台は「オロチョンパII(1992年・SANKYO)」。さらには「ルパン三世(1998年・平和)」のタイアップ台開発により、タイアップ台人気が加速しました。
引用元:『遊技日本』
タイアップ台の開発により、パチンコを打ったことのなかったアニメファンを取り込むことに成功し、かつてはパチンコ人気の加速に繋がりました。
しかしタイアップ台では、アニメキャラの印象深いセリフや場面を抜き出して、演出の熱いリーチに当てはめる作業が多いため、開発者の作業がワンパターン化しやすいです。
タイアップ台の開発が徐々に開発者の開発力減退に繋がり、タイアップ台演出のワンパターン化に繋がっています。
どの台を打っても大体の演出が同じなら、昭和・平成期からパチンコを打っているユーザーがパチンコから離れるのは自然なことと言えるでしょう。
メタバースがパチンコ店を救える可能性が高い!理由を解説
メタバースの最先端技術は、今のパチンコ業界が抱える問題を解決する可能性が高いので、メタバースとパチンコは相性が良いです。
ここでは、メタバースをパチンコに組み込むと起こる変化を4つ、紹介します。
- パチスロの還元率が高まる
- パチンコユーザーのコミュニティが活性化する
- 海外層を取り込める
- 有名企業が参戦する可能性が高い
それぞれ確認していきましょう。
パチスロの還元率が高まる
メタバースをパチンコに組み込むと、還元率が高まる可能性が高いです。
現在、パチスロ業界の還元率が低下している原因として、以下3つが挙げられます。
- ホールを稼働させる人件費
- ユーザー離れによって低下している売り上げの担保
- 高射幸性機撤去により1人から回収できる金額の減少
ホールを稼働させる人件費が発生しており、その人件費を回収するためにパチスロの還元率は厳しくなっています。
また、ユーザー離れによって低下している売り上げを担保する動きや、高射幸性機撤去によって1人から回収できる金額が減少したことにより、還元率が低下していると言えます。
そこで、メタバースをパチンコに組み込むと、ホールを稼働させる人件費が削減できるので、パチスロの還元率が高まる可能性があります。
最終的には、「人件費削減→還元率改善→パチンコ業界の復活」という流れが生まれることも想定できるでしょう。
パチンコユーザーのコミュニティが活発化する
メタバースとパチンコを繋げると、パチンコユーザーのコミュニティが活性化する可能性が高いです。
仮想通貨やNFT、メタバースといったWeb3.0業界では、情報交換のためにコミュニティを形成することが多くあります。
例えば、新たな仮想通貨やNFTプロジェクトがローンチされた際には、DiscordサーバーやLINEのオープンチャットを通して、ホワイトペーパーの共有や通貨・プロジェクト自体への将来性を考察するケースが多いです。
仮想通貨・NFTほどではないものの、メタバースでもコミュニティを作る動きがあるので、パチンコとメタバースのプロジェクトがローンチされた際には数万人以上の規模のコミュニティが形成される可能性があります。
メタバース×パチンコが普及するにはコミュニティの活性化が必要不可欠と言えますが、人気の高いパチンコがメタバースに組み込まれると、コミュニティが爆発的に拡大する可能性が高いでしょう。
海外層を取り込める
パチンコがメタバースに組み込まれると、海外層を取り込める可能性が高いです。
昔に海外でもパチンコを流行らそうとする動きがありましたが、実際はあまり流行らなかったため、「パチンコは日本特有の文化である」という考え方が持つ人が多いです。
しかし、パチンコとメタバースを繋げることで、海外の人でも楽しめるようなパチンコを作れるだけでなく、メタバース空間で簡単にプレイできるようになります。
有名企業が参戦する可能性が高い
メタバース空間内にパチンコができれば、有名企業がスポンサーとなる可能性があります。
冒頭でも説明したように、メタバースはMeta社(Facebook)がその名前を変えるほどの将来性があります。
日本の1つの文化とも言えるパチンコとメタバースがかけ合わされれば、国内の大手企業がスポンサーとなったり、業務提携を結ぶ可能性が高いです。
有名企業がメタバース×パチンコに参戦すれば、さらに注目を集めるきっかけとなるでしょう。
メタバース空間のパチンコが一般層に普及するまでの課題点
メタバース空間のパチンコが一般層に普及するには、以下2つの課題があります。
- メタバース空間の規模拡大
- ギャンブルに対する厳しい法律を突破
課題を解決すれば、全盛期のパチンコ人気が復活する可能性があります。
メタバース市場の規模拡大
メタバース空間のパチンコが一般層に普及するには、メタバース市場の規模拡大が必要不可欠です。
アメリカの大手総合情報サービス会社のブルームバーグによると、メタバース市場は2024年には約8,000億ドルまで成長する可能性があると述べられています。(2020年時点では約4,000億ドル)
メタバースは現代社会をより便利にするために必要な技術なので、今後市場規模が拡大する可能性が非常に高いです。
ギャンブルに対する厳しい法律を突破
メタバース×パチンコを実現させるには、ギャンブルに対する厳しい法律を突破する必要があります。
日本は海外よりギャンブルに対する法律が厳しく、カジノは全面禁止です。
メタバース空間にパチンコができても、日本の厳しい法律を突破しないと、メタバース空間のパチンコが一般層に普及しない可能性があります。
上記の問題に対して、次のように考えることができます。
- パチンコは国内で唯一認められているギャンブル
- 日本でもギャンブルに対する規制が緩和される可能性がある
- メタバースに対する法律がすぐに追いつかないケースも考えられる
パチンコは国内で唯一認められているギャンブルなので、メタバースにパチンコができても、法律で認められる可能性があります。
また、国内でもカジノ法案が進んでいるため、今後ギャンブルに対する規制が緩和される可能性があります。
メタバースは最先端技術なので、国内でもメタバースに対する法律が追い付いていない状況です。
仮にメタバースにパチンコができても、法整備が整わず、誰でもプレイできるような市場になる可能性があります。
ただし、誰でもプレイできる市場は短期的かつ詐欺が横行しやすいので、一般層に普及するためには、法整備が整った状態でメタバースパチンコが認められる必要があると言えるでしょう。
メタバース×パチンコが実現すればパチスロ業界が活性化する!
本記事では、メタバースがパチンコ業界に与える影響をまとめました。
メタバースは革新的な技術で、パチンコ業界との相性が良いので、衰退しているパチンコ業界を救う可能性が高いです。
もちろん、メタバース×パチンコが一般層に普及するための課題はまだまだありますが、メタバースの将来性から考えてみると、可能性は十分にあります。
恐らく、メタバース空間でパチンコをするためには、仮想通貨を入金する必要がでてきます。
その時に備えて、今のうちに仮想通貨を購入する手段を用意しておきましょう。
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